中国輸入を始めるにあたって、
必ず知っておくべき関税・消費税について説明します。
この関税・消費税は物販をするうえで重要になってくるのですが
利益計算をする際に怠ってしまう方がいらっしゃいます。
仕入れたのに結果高額の税金を請求されて利益がでなければ意味がありませんので
しっかり理解しておいてください。
中国の税関でかかる費用4種類
- 税関手数料
一律一箱あたり200円 - 中国輸出通関手数料
一律一箱あたり4元 - 消費税
2019年10月現在で10%
(ただし、商品代金+国際送料+関税に税率を掛けます) - 関税
こちらは金額・輸入商品で異なりますので細かく説明します。
輸入の際に必要な関税
関税には簡易関税率と実行関税率の2種類
- 商品代金と国際送料の合計額が20万円以下の場合、
簡易関税率が適用されます。
最初はみなさんそこまで高額な仕入れはされないと思うので、こちらですね。
税率は以下のようになります。
赤枠に該当する方が多いかと思います。
画像の注釈1にあるように、商品代金と送料合わせて1万円以下なら税金はかかりません。
が、仕入れる量が少ないと送料が高くなり、
結局割高になる可能性が高いので、まとめて仕入れるのが賢明ですね。
- 商品代金と国際送料の合計額が20万円を超える場合、
一般関税率が適用されます。
少しずつ変動しますのでこちらで定期的にチェックしてください。
簡易税率の例外商品も含まれます。
ここまでは大丈夫ですか?
初めて知るような単語もあり混乱するかと思いますが
じっくり読んで理解してくださいね^^
関税の計算方法
- 個人輸入の場合
(商品代金×60%)×関税率
※個人輸入で商品代金16,666円以下の場合は課税されません。 - 法人輸入の場合
((商品代金+送料)×100%×関税率
個人輸入と法人輸入の違いは『自分用の買い物』なのか『商用』なのかというところですが、
同じものを何十個も購入していると『商用』とみなされると思います。
関税や消費税の支払い方法
- カード決済
- 銀行振込
- 着払い
の3種類があります。
銀行振込は、入金確認ができるまで配送が一時期に止まるので
タイムロスになりかねません。
さいごに
初めて聞くワードが多く、ややこしかったかと思いますが、
やっていくうちに慣れてきます。
・中国輸出通関手数料
・消費税
・関税
利益が出なければ物販をやる意味がないので
ゆっくりと、計算をしてみてください。
もしも分からないことがあれば、、、
ジェトロに問い合わせれば関税・輸入について相談にのってくれるので
利用してくださいね。